法律で禁止された「体罰」こんな行為も含まれる 子どもを「怒鳴る・けなす」も言葉の暴力になる

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昔ながらのしつけは法で禁止されているって知ってますか? (写真:Boris Jovanovic/iStock)
子どもに何度言ってもいうことを聞かなかったとき、皆さんはどうしますか? 声を大きくしたり、ちょっとお尻をたたいたり……昔はよく見かけた光景だと思います。しかし、この昔ながらのしつけは今の時代、法で禁止されているって知ってますか?

ママ世代が子どもの頃、家庭や学校ではまだ子どもがお仕置きをされることがあったと思います。行儀が悪くてお尻をペンとたたかれたり、食事のマナーが悪く手をパチンとたたかれたり。

当記事は、Domani(ドマーニ)公式ウェブサイトの提供記事です

しかし、この昔ながらのしつけは、今の時代では「体罰」とみなされます。スクールカウンセラーとしても活動している、臨床心理士・吉田美智子さんに「体罰」について詳しくお聞きしました。

どんなことが体罰になる?

「まず皆さんが昔受けた、しつけという名の軽い体罰は、2020年4月に施行された改正児童虐待防止法により、法律で禁止されています。具体的にどのような行為が体罰になるのかというと……

●言葉で注意しても聞かないので頭をたたいた
●約束を守らなかったので反省するまで立たせた
●お友達をたたいたので、同じ気持ちをわからせるために子どものことをたたいた
●宿題をしなかったのでおやつを抜きにした

自分が子どもの頃には普通に見かけていた光景ではないでしょうか? しかし、今はNG行為とされます。ちなみに、子どもを【怒鳴る】【けなす】なども、言葉の暴力として不適切とみなされます」

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