法律で禁止された「体罰」こんな行為も含まれる 子どもを「怒鳴る・けなす」も言葉の暴力になる

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<パターン1>言葉で言ってもわからないからつい…

「何度も同じことを注意していると『もういい加減にして!』と、親も我慢の限界がきてしまいつい手が出てしまう。いちばんよくあるパターンではないかと思います。これには、親がその問題に対して見直す点が

●何度も注意していることを、本当に子どもは理解している?

「親の言葉が足りず説明不足だったり、子どもは一応うなずくが難しい言葉で説明していたり、そのことを理解するには年齢的・精神的にまだ早い時期だったり。注意している事柄、注意しているときの言葉など再確認しましょう」

子どもに当たっては後で後悔するだけ

<パターン2>親がイライラしてつい手が出てしまう

「親だって人間なので、毎日繰り返される子育てや家事にキャパシティーを超え、ついイライラすることも。これは自然なことですが、子どもに当たっては自分が後で後悔するだけです」

●イライラっときたら部屋を出てみる

「例えば、仕事で帰宅が遅くなり、急いで夕飯の準備をしているのに、子どもがおもちゃを全部ひっくり返して出した。『ザザザー』とおもちゃが流れ出る音に、イライラ度が急上昇しますよね。そんなときは部屋から一度出てクールダウンしてください。お風呂の準備、洗濯機を回しに行く、トイレに入ってみるなど別の行動をしましょう」

●実は別の不安がある場合も

「上記のシチュエーションにイラッとするのは『自分の想定外の行動をとられた』という理由。しかし、子育て全般や夫婦関係などに不安定な感情ある場合も。この場合は、しっかりとその問題と向き合い解消してくださいね」

次ページ3つ目のパターンは?
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