売れ筋アイスに「誕生40年超」のベテランが多い訳 ブランドへの安心感と絶えざる進化で人気を蓄積
2013年度「4330億円」→ 2020年度「5197億円」
アイスクリーム市場は、この7年で1.2倍に伸びて5000億円規模となった(日本アイスクリーム協会調べ。金額はメーカー出荷ベース)。
全国の小売店で気軽に買える家庭用アイスを中心とした数字だが、市場の好調さを支えるのは「一度は食べたことがある」人気ブランドだ。
人気の秘密には、次の理由が考えられる。
・手頃な価格と、どこでも買える利便性
・メーカー各社の創意工夫
・ブランドへの安心感とノスタルジー消費
・メーカー各社の創意工夫
・ブランドへの安心感とノスタルジー消費
前編「アイス好きな人にたまらない『最新売れ筋TOP13』」(7月30日配信)に続いて、主なブランドの横顔を紹介しながら考えたい。
13ブランドの過半数が「発売40年超」
上位ブランドは、昭和・平成・令和と続くロングセラーが多い。業界の専門メディア「アイスクリームプレス」の最新売り上げランキングに、発売年を加えてみた。
13ブランドのうち、7ブランドが発売40年を超える。人間でいえば働き盛り。最年少は16年、最年長は58年とベテラン中心なことがわかる。
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