小学生が自分から勉強をし始める「魔法の言葉」 「うちの子は勉強嫌い」という親に伝えたい
ただし、親の目が届くといっても、親が「監視役」になってはいけません。そうなると、リビング学習のメリットは一気に薄れます。子どもが「ちゃんとやっているかどうか、ママ(パパ)にチェックされてる~」と思った時点でアウトです。
たとえば、
「ちゃんとやってる?」
「丁寧に書きなさいよ」
「ここ、また間違えてるよ」
などとうるさく口をはさむのはNG行為です。こうなったら、当然子どもは「もうごちゃごちゃうるさいな! 自分の部屋に行ってひとりでやるからいいよ!」と逃げたくなります。
親は聞かれたこと以外答えなくてOK
リビング学習では、基本的に、親は子どもから聞かれたこと以外は答えなくていいのです。子どもがわからないときに頼れる場所にさえなっていれば、それで十分です。
子どもがリビングで勉強を始めたら、「わからないことがあったら聞いてね」とだけ声をかけて、あとは家事なり仕事なり、親御さんがいつもどおりに過ごしている状態がベストです。
最近では、働き方が変わり、在宅で仕事をされる方も増えたかと思います。子どもが勉強している横で親御さんが仕事をしているというのは、子どもにとってとてもよい影響があると思います。
「ふだんのお父さんやお母さんと違うな」
「こうやって働いてくれているのか」
「パソコンを打つの、速くてかっこいいな」
など、子ども心にもいろいろ感じているはずです。それは、決して子どもの勉強の邪魔にはなりません。
リビングでは、親御さんは相談場所としてのポジションだけを提供して、いつもの行動をしていつもの風景を作ってあげてください。それが子どもにとってのリビング学習にベストな環境になりますから。
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