小学生が自分から勉強をし始める「魔法の言葉」 「うちの子は勉強嫌い」という親に伝えたい
「勉強=大変」のイメージを崩す
「なかなかやる気が出ない」「勉強に取りかかるまでに時間がかかる」。そんなタイプのお子さんは、頭の中で「勉強=大変」という考えが凝り固まってしまっているケースが多いです。
でも、大人の私たちだって、そうですよね。やっかいな仕事が降ってきて「終わるのにいったい何時間かかるのだろう……」というときには、ため息をつきたくなりませんか。なかなか腰が重くなって取りかかれませんよね。でも、ゴールの見える、10分くらいでサクッとこなせる仕事量なら、「ちゃっちゃと終わらせようか!」と軽い気持ちで取り組めるでしょう。
子どもだって同じです。やる気が出ないときには、「これならすぐ終わるからさっさと終わらせてしまおう!」と思える量まで減らすこと。
お子さんに 「どれくらいの量ならすぐに始められる?」と率直に聞いて、その子が無理なく取り組める量まで減らしてみてください。そうすることで、子どもの心理的なハードルはぐっと下がります。いやいや勉強しだすのではなく、ごく自然に取りかかれるように変わってくるはずです。
「では、うちの子にはどれくらいの量がベストなの?」と迷われる方も多いかと思います。
子どもにとってベストの勉強量は、子どもに決めさせるのがいちばんです。たとえば、
「毎日、漢字何個だったら覚えられそう?」
「計算の問題、いくつならやり切れる?」
とお子さんに聞いてみてください。
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