筆算の仕組み「説明できる人」「できない人」の差 頭がよくなるためにやりたい思考の癖づけ
そう、筆算とはこうした式を非常に簡略的にまとめた計算方法だったわけです。それが 325×67という計算であってもやっていることは同じです。
①と②と③、④と⑤と⑥を1行にしているだけです。
2桁どうしの掛け算が簡単に暗算できる方法
仕組みがわかれば、ラクな方法も見つかります。ここでもう一度47×36 を考えてみましょう。
こうなったとき、実は 2桁どうしの掛け算ならもっとラクな方法があります。 ①と④、②と③を合体させるのです。どういうことかというと、①と④の合体は、
6 × 7 = 42 … … (①)
3 × 4 = 12 … … (④)
を一行に並べるということです。すると、
1242
となりますね。次に②と③の合体ですが、これは、
4 × 6 = 24 … … (②)
3 × 7 = 21 … … (③)
と 47 と 36 をたすき掛けをして足すということです。 すると、
24 + 21 = 45
最後に、この 2 つの数字、「1242」と「45」を足して終わりです。
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