「蕎麦は腸にいい」日本人は簡単、最高の食べ方4つ 実は「腸活効果」抜群!夏バテ解消にも効果アリ

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蕎麦には「薬味」も欠かせませんよね。腸のことを考えると、薬味なら「海苔」や「しょうが」が特におすすめです。

【4】薬味は「腸活効果」の高い食材が揃い踏み
「腸活」食材である海苔。ちょい足しして腸活効果を高めましょう(写真:june./PIXTA)

海苔には「水溶性食物繊維」が豊富に含まれていますので、海苔は食事にちょい足しして腸活効果を高めるにはぴったりの食材です。

この「水溶性食物繊維」は、海苔だけでなく「わかめ」「めかぶ」などの海藻類にも豊富に含まれています。わかめやめかぶの入った蕎麦を食べたり、付け合わせで海藻サラダを添えたりするのも、とても腸によい食べ方だと思います。

また、もうひとつのおすすめである「しょうが」は、消化を促進し、炎症を和らげる効果のあるスーパーフードとしてアダムスキー博士も絶賛しています。博士は「少量でもしっかりと効果があるのが、しょうがのよいところ」だと話しています。しょうがは、栄養面でも薬味にぴったりの食材なんですね。

暑い夏こそ、しっかりと「腸のケア」を

暑い夏には食欲が落ちますが、食事のバランスが崩れると、腸内細菌のバランスも崩れ、腸の働きも低下してしまうそうです。

『腸がすべて』の監修をつとめた澤田肝臓・消化器内科クリニック院長である澤田幸男医師は、腸には「生命の維持に必要な、栄養素と水分を吸収する働き」とあわせて「病気から生命を守る、人体最大の免疫システムの働き」があると話しています。

「腸の乱れ」は、便秘や下痢といった「便のトラブル」だけでなく、「夏バテを悪化」させたり、他の病気や体調不良を招いたりする可能性もあります。

みなさんも、「アダムスキー式腸活法」を学び、食事のバランスを整えながら「腸のケア」をすることで、暑い夏を元気に乗り切りましょう。

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

森 敦子 翻訳家

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もり あつこ / Atsuko Mori

東京外国語大学イタリア語専攻卒業。アパレル企業勤務を経て翻訳の道へ。現在は書籍およびビジネス文書のイタリア語翻訳を行いながら、フリーランスでイタリア語を教える。

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