テレビで「話題」の人気寿司店をメッタ斬り! 「客をナメているとしか思えない、これで1人6000円は許せない」

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次回は寿司4部作の完結編「高級寿司店に行ってみた」

(後日談)
N君:この連載も今回で8回目ですが、毎回、すごい反響ですね。回転寿司を取り上げた前回の「ヤバすぎる『某100円回転寿司』の裏側」は早くも110万PV(ページビュー)を突破しました。「某ファミレス『人気ハンバーグ』の裏側」も約150万PV、第1回目の「『680円激安ステーキ定食』の裏側」も約90万PV。「ピザ」「サラダ」「立ち食いそば」の裏側も人気ですが、とりわけ肉と寿司の裏側に、皆さん興味津々のようです(笑)。毎回、某ネット掲示板にスレッドが立って、「どの店か?」と検証までされています(汗)。
河岸:何はともあれ、話題にしてくれるのは、ありがたいことだよね。新刊がベストセラーになっているから、この連載も読んでくれるのかな?
N君:この連載は「個別店の食べ歩きルポ&解説」がメインですが、新刊では、もう少し外食全体の「安さのカラクリ」や「ヤバすぎる裏側」を書いているので、どっちも楽しんでくれているのかもしれませんね。
河岸:じゃあ、第2弾もがんばって書かないとね。
N君:そのためには、お盆休みに牛丼、ハンバーガー、コーヒーチェーンの取材に行きましょう! 牛丼3杯、ハンバーガー3つ、コーヒー3杯。「ラーメン店も書いてほしい」というリクエストもあったので、ラーメンチェーン店も。
河岸:それを考えると、今から気が重いね(笑)。まあ、新刊にも書いたように、ラーメンに関しては、全国チェーン店でおすすめはなく、やっぱり流行ってる個人店が総じておいしいと思うけど。いずれにせよ、次回は、あの高級寿司店だよね。
N君:あそこは本当によかったですね。僕もまた行きたいです(笑)
河岸:すごくいい店だったけど、それでもミシュランで星を取る店と比べると「足りない」ところがあったよね。鮮度がよすぎて味がもうひとつだったネタもあったし、素材はいいけどちょっとした一手間が足りなかったり。その辺も詳しく解説することにしようね。

 

というわけで、次回は、寿司シリーズ4回目の完結編。今回の取材で初めて行った「高級寿司店」の裏側について書きたいと思います。楽しみにお待ちください。

ベストセラーになっている新刊はこちら→『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』 900円(税別)とお買い得の1冊です!

河岸 宏和 食品業界を知り尽くした男

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かわぎし ひろかず / Hirokazu Kawagishi

食のプロや業界関係者のあいだで「食品業界を知り尽くした」と言われる男。大手ハムメーカー、大手卵メーカー、大手スーパー&コンビニ、数々の食品工場での勤務経験から「肉のプロ」「卵のプロ」「スーパー・コンビニのプロ」とも呼ばれる。

1958年、北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、「農場から食卓まで」の品質管理を実践中。「食品安全教育研究所」代表。
これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハム・ソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け惣菜工場、卵加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など多数。

著書に『スーパーの裏側』(東洋経済新報社)、『ビジュアル図解 食品工場のしくみ』(同文舘出版)などがある。
ホームページ「食品工場の工場長の仕事とは」を主宰。 
毎週発行している無料メルマガは、食品問題や事件が起こったときにすぐに解説するなど好評を得ている。

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