30代後半の結婚「4人に1人は再婚者」という現実 晩婚化のイメージは再婚者が作リ出したもの

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「晩婚化」とは言われますが、統計で見る結婚の実態とは(写真:ソライロ/PIXTA)

お金の話では「おいしい話には裏がある……」といったように、都合がよすぎる話を正面から受け止める人が少ないですが、結婚の話となると急に「自分の周りにこんなカップルがいるから、●●だろう」という、「マイ統計」で自信満々に語る方が多くなるように感じます。

また、そうした語りが「そうかもね」と受け止められてしまいやすい、感覚ばかりが先行した結婚感が今の日本にあるのではないでしょうか。

統計的事実とかけ離れた議論が行われやすい結婚の話に「結婚適齢期」と「晩婚化」があります。結婚適齢期といえば「晩婚化だから」という枕詞がよくセットで登場するものの、晩婚化の正確な統計上の事実を知っている方は多くないのではないかと思います。

今回は晩婚化について、読者の皆さんに知っておいてほしいデータをお示します。

初婚男女の結婚は30代後半から「婚難化」

図表1を見てみましょう。初婚男性(お相手は再婚女性も含む)の年齢ゾーン別に2019年の結婚件数が示されています。20代後半男性の結婚が圧倒的に多く、30代前半男性の結婚は20代後半男性の結婚の67%(2/3)水準に減少します。そして、30代後半となると、20代後半男性の34%(1/3)水準にまで減少しています。

女性もまったく同様の傾向です。30代前半では20代後半の54%(半数)水準に減少し、そして30代後半となると、24%(1/4)水準になります。

男女ともに30代後半で結婚件数は大きく減少することから、結婚の実数での発生状況からみると、婚活状況は悪くなるといえるでしょう。

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