アジアで新型コロナワクチン接種が進まない訳 SNSを介して世界中のワクチン偽情報が広がる

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消極的な姿勢の大きな原因はワクチン接種反対のデマ

ワクチン接種反対のデマが、こうした消極的な姿勢の大きな原因であり、これは限られたワクチン供給という問題を既に抱えている国々で接種をさらに遅らせている。タイとフィリピンでは接種を1回のみ受けた人ですら全人口の10%に満たない。

再生回数が多い英語の動画では、ワクチンを接種すると磁力を帯びるとの主張が展開されている。マレーシアでは、生命や臓器への誇張されたリスクや、遺伝子が組み替えられるなどの誤った情報がフェイスブック傘下のメッセージサービス、ワッツアップを通じて広がっている。それらの多くは、米国の政治家や元ファイザーの科学者でコロナワクチンに懐疑的なマイケル・イードン氏の主張をねじ曲げて拡大解釈したものだ。

原題:Anti-Vaxxer Disinformation Spreads in Asia, Endangering Millions(抜粋)

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著者:Andreo Calonzo、Kwan Wei, Kevin Tan

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