メンタル不調時に「食べてはいけない」3つの食材 食事は「フルマラソン」に匹敵する消費カロリー

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では、腸の乱れをよくするためには、どうすればよいでしょうか。腸は自律神経の支配下にあるため、いくら心の中で「よくなれ」と念じても、応じてくれません。

結論からいえば、腸を元気にするには、腸が喜んでくれる食事を心がけることです。それによって脳の神経伝達物質の分泌がよくなり、メンタルヘルスの改善につながります。腸が喜ぶ食事とは、まず、腸に負担をかけない食事をすることです。小食や断食によって、腸内に残留物がなくなれば、悪玉菌のエサが減るため、腸内フローラが改善します。

さらにもうひとつの方法は、腸が喜んでくれる食べ物を摂ることです。腸内フローラを改善する食べ物を摂れば、腸はイキイキと元気になります。

腸内フローラをよくする食べ物としては、乳酸菌がよく知られています。乳酸菌といえば、発酵食品がその代表格。幸い、日本には古来より数多くの発酵食品があります。納豆、味噌、ぬか漬け、なれ寿司などもあります。しょう油も、酢も、日本酒も発酵食品です。

ですから、味噌汁を飲んでも乳酸菌は摂れます。魚料理にしょう油をかけても乳酸菌は摂ることができます。ぬか漬けには乳酸菌が豊富で、しかも生野菜を発酵させているので、酵素を補給することにもつながります。

【食べてはいけない食材3】白砂糖、白いごはん、白いパン

「砂糖ってそんなに悪いんですか」

「白いごはんや白いパンを食べてはいけないの?」

みなさんは、そう思われるかもしれませんね。確かに、甘いケーキは美味しいですし、僕自身も砂糖をたくさん含んでいる缶コーヒーや清涼飲料水が大好きでした。白いごはんは、いまでも美味しいと思います。

振り返ってみると、うつで苦しんでいたころの僕は、明らかに低血糖症だったと思います。「もしかしたら、自分は低血糖症かもしれないな」と思われる方は、一度、こうした精製糖質の食品を意識的に減らしてみてもよいのではないでしょうか。慣れないうちは、「ああ、甘い物が欲しい」と心が落ち着かないかもしれませんが、次第に馴れてくるものです。そして、慣れるにつれて、「こっちの方が体はらくだな」、そんな実感をともなってくるものです。

心と体の活動が低下してしまうのは、脳の栄養不足が原因ともいわれるようになってきました。脳が活動するには、体がそうであるようにエネルギーが必要です。脳の場合はブドウ糖といわれています。

そのブドウ糖が脳に安定供給されるには、食べ物に含まれるブドウ糖を吸収するシステムが正常に稼働する必要があります。システムに異常が起きると、当然、脳のエネルギーが枯渇し、動きが悪くなります。そのシステム異常とされる病気のひとつが、「低血糖症」です。もしかすると、あなたのメンタルの不調は、低血糖症によって引き起こされているかもしれないということです。

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