中学受験しない子が「将来不利にならない」勉強法 何の対策もしないと進学塾組との差は開く一方

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大学入試改革や私大定員厳格化をうけ、近年、中学受験人気が再燃している(写真:Fast&Slow/PIXTA)
近年、大学入試改革や私大定員厳格化をうけて、大学受験に少しでも有利になるようにと、中学受験人気が再燃しています。
中学受験を考えていない小学生にとっても、効果的に学力を伸ばすための「頭の使い方」を身につけておくことは重要でしょう。
学習の作法 中学受験・中学入学準備編 (小学校4年生~6年生向け)』では、中学受験、そして中学入学後に一歩リードするために、「何ができるようになればいいのか」「どういう勉強をすればそれが身につくのか」を具体的に紹介しています。
本稿では同書より一部を抜粋しお届けします。

中学受験をしない子の「基礎力アップ勉強法」

近年、長距離の通学を避けるトレンドから、無理に難関中学を目指さないというご家庭が増えています。また、地方在住のためそもそも目標となるような中学校がないというご家庭も多いかと思います。

その場合、本気で難関中学を目指して進学塾に通っている子たちとまったく同じ勉強をするのは現実的ではありません。難問の解き方を教えてくれる先生も、その難問を当たり前のように解く子も周囲にいないからです。
だからといって、まったく何の対策もしないのでは、進学塾組の優等生とは差が開く一方。将来的に東大・京大や医学部を目指すのなら、彼ら・彼女ら「2月の勝者」こそが、競争相手の多くを占める存在になるのです。
そこで、難関中学を目指す環境にない場合、どうすれば「2月の勝者」に対抗できる学力を身につけられるのかを考えてみます。

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