組織力 宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ 高橋伸夫著
「会社」ではなく、「組織」を念頭に組織力を説く。組織力を宿した若者たちは会社の寿命を乗り越えて、生き延びていくはずだからだという。
組織力は、人々を一つのまとまりに組織する能力(ウチの組織力)と、組織としてまとまることで発揮されるより大きな力(オモテの組織力)という二つの意味がある。中でも後者の、一人ひとりではできない仕事を組織でどうこなすか、あるいは、突破できないような難関をどうしたら組織によって切り抜けることができるようになるかに焦点を当てる。
「組織力を宿し、紡ぎ、磨き、繋ぐこと」で初めて、組織であり続けることができると、長年組織論を研究してきた著者は強調する。
ちくま新書 777円
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