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赤道直下なのに365日「真夏の軽井沢」のなぜ? 9割の日本人が驚愕!アフリカの大きさ、気候…

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  • 椿 進 AAIC代表パートナー
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一方、人がたくさん住んでいるのは、北部のナイル川河口があるエジプトや地中海沿岸地域です。そして、西部のナイジェリアやガーナ、サッカーで知られるカメルーンやコートジボワールなどの大西洋に面したエリアです。ナイジェリアは、アフリカ最大の2億人の人口を誇る国です。

東部のケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、エチオピアあたりは、人類発祥の地でもありますが、ここにもたくさんの人が暮らしています。

赤道直下は真夏の避暑地?

そして南部の南アフリカ共和国には、5800万人が暮らしています。ケープタウンは、温帯で極めて快適です。日本やオーストラリアに似た気候です。

私はマカデミアナッツ農園のあるルワンダに頻繁に行っていますが「赤道直下ですし、さぞや暑いのでしょうね」と聞かれることが少なくありません。しかし、全く違います。

ルワンダの首都キガリやケニアの首都ナイロビは、標高が1500~1800mほどあります。高地なので、とても過ごしやすい気候なのです。朝は気温15度、昼間は28度くらい。これがほぼ1年中、続きます。30度まで気温が上がることは、まれです。

月間の平均気温は1年中20〜22度です。雨季と乾季はありますが、高地ですから湿度もたいして高くない。

そうなのです。とても快適なのです。日本では、温度も湿度も高い都市部を離れ、夏は避暑に軽井沢に行ったりする人も多くいますが、それこそキガリやナイロビは、1年中「夏の軽井沢」状態なのです。最高に過ごしやすいのです。

少し足を延ばせば、水面標高1000m以上のビクトリア湖があります。ナイル川の源流です。タンザニアとケニアの国境沿いには、世界に知られる5895mの山、キリマンジャロがそびえていて、万年雪もあります。

アフリカ、赤道直下というと、自動的に「暑い」と想像してしまいますが、実は、そこの高地は東京の夏よりもよほど快適なのです。

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【南部にも、南アフリカのみならず】

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