赤道直下なのに365日「真夏の軽井沢」のなぜ? 9割の日本人が驚愕!アフリカの大きさ、気候…
東京からアメリカのシアトルまでの距離が7987㎞です。東京からアラブ首長国連邦のドバイまでが7935㎞ですから、アフリカの南北のほうが長いということです。
東京からインドのムンバイまでは、6738㎞。東京からモスクワまでは7492㎞。アフリカの東西の約7400㎞はこれらに匹敵するのです。
どうでしょう。想像よりもはるかに大きいということが、ご理解いただけたでしょうか。これだけ巨大なアフリカ大陸に、「とりあえずアフリカ拠点を1つ置いておけば……」などというのが、いかにピント外れなことかもわかると思います。東京の拠点で、シアトルやドバイを見るようなものだからです。
ただ、これは致し方のないことです。なかなか実感することがないからです。アフリカ大陸の東西の距離は、サンフランシスコとニューヨークくらいだと思っている人がほとんどです。実際には、その倍近くあるのに、です。
これもよくお伝えしますが、アフリカ大陸の面積は、インドの10倍あるのです。日本の80倍。そこには、アメリカ、中国、インド、欧州、メキシコ、日本がすっぽりと入ってしまうくらい大きいのです。
人が住んでいるのは3分の1ほどのエリア
アフリカというと、ジャングルだったり、猛烈な暑さだったり、砂漠だったりをイメージする人が少なくありません。
確かにアフリカ大陸にはジャングルも、砂漠もあります。しかし、住みづらいジャングルや、雨が少ない砂漠だけに人が住んでいるわけではありません。ジャングルや砂漠を取り囲むように住んでいるのです。そこは「ステップ」「サバンナ」などと呼ばれます。
広大なアフリカ大陸のうち、主に人が住んでいるのは3分の1ほどのエリアになるかと思います。地図を見ればわかりますが、砂漠が広がるマリやニジェール、リビア、アルジェリアといった国々は、とても人口が少ない。住める場所が少ないからです。
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