「夫のくつ下が憎い…」を脱した妻が発見した真理 「小さくて大きい家事」で夫婦がすれ違うなぜ

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この「小さくて大きい家事」、他には「電気を消さない」「トイレットペーパーが切れても補充しない」「靴を脱ぎ散らかす」などもあるようです。

そういうことを注意してくるパートナーに対して、「なんでそんな小さいことで怒るの?イライラするの?」と思う人もいるかと思います。その理由としては、

『ほしいのは「つかれない家族」 ワンオペ家事&育児に絶望した私が見つけた家族のシアワセ』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

・自分にとっては小さなことでもパートナーにとってはこだわりのある大事な部分

・パートナーが性質として神経質で細かい

というパターンもありますが、今回注目したのは、

・小さいことも許せないくらい、生活全般でストレスと負担が多くつかれている

という理由。育児中の家庭ではこの理由は多いと思うのです。

だから、もしあなたが、いまパートナーに「小さいことをうるさく言われる」と感じているならば、いちばんベストなのは、「小さい」家事くらいは自分でやること。そして「パートナーが小さいことに怒らざるをえない本当の理由」にもぜひ注目してみてください。

なぜなら、パートナーだって、本当は怒りたくて怒っているわけではないからです。そんなことに怒る自分にうんざりしているからです。

今回のヒントは……

というわけで、今回学んだつかれない家族になるヒントは...

パートナーが小さいことですぐ怒ってつかれる

その問題は本当に「小さい」こと?
その怒りの裏にある本当の理由を探ってみよう
この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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