「小一の壁」のリアルは働くママにこんなにも過酷 「うちだけじゃない」の安心感で乗り越えたい壁
育児と仕事の両立が難しい「小一の壁」
子供が小学校に入ると、保育園に比べて自由の利かない学校生活で、育児と仕事の両立が難しくなり、ワーキングマザーの前に大きな壁が立ちはだかる。世間ではどうやらそれを「小一の壁」と呼ぶようです。今年四月に長男が小学校へ入学し、いろいろな壁を感じたのでレポートしようと思います。
入学前に心配していたのは、「わが子は学校になじめるかな?」「お友達できるかな?」「楽しんで毎日行ってくれるかな?」そんなことでした。
実際に入学してみると、わが子は男の子ということもあり、すぐにお友達ができたようで毎日「学校楽しい!(学校内にある)アフタースクールのお迎えも遅くして〜!たくさん友達と遊びたいから!」と言うように。
私自身も4月から人事異動を受け、仕事内容が少し変わりバタバタしていたので、子供の言葉を間に受け、毎日時間めいっぱいアフタースクールに預けていました。お迎えはどっぷりの夜になってから。
そんな日々が何日か続き、出社していていた私へ1本の電話。「息子さんが、アフタースクールで嘔吐しました。迎えに来てください」とのこと。その日はちょうどミーティングが重なっていて、すぐに駆けつけることができず、なんとか祖父にお迎えをお願いし、私自身もミーティングを1つキャンセルし、急いで帰宅。