「小一の壁」のリアルは働くママにこんなにも過酷 「うちだけじゃない」の安心感で乗り越えたい壁
息子はけろっとしていましたが、やはり疲れがたまって体に出たんだな……と反省。翌日は学校を休ませ、私も在宅勤務でなんとかやり過ごしました。
当たり前のことですが、小1の子供はメンタル、フィジカルのケアがとても重要だと痛感しました……!
入学式の日に渡された帽子。「明日からかぶってきてください」と先生。同時に渡された校章やリボン。一晩で校章とリボンを帽子に縫い付けてこいと……。「いや、やりますけど、やりますけどね、納期が翌朝ってさ……」と突っ込まずにはいられない作業から始まった小学校生活。
ほかにも1週間以内に各種提出書類の記入(自宅から学校までの地図とか……)と、教科書や道具箱の中の色鉛筆やら算数に使う小さいタイルやらにひたすら記名。連日、夜な夜なその作業に追われました。
保育園とは違って、とにかく納期が早い!
母の悩みは「うちだけじゃないんだ…」
だんだん慣れてくると、ついついやってしまうのが、次の日の学校の準備をせずに寝ること。そして翌朝準備していると……、「筆箱がない!」「国語の教科書がない!」「図書室で借りた本がない!」の声。こちらも仕事前のバタバタ準備しているなかで、そんなことを言われても探す余裕もなく、ついつい「なんでないの!?」と怒鳴ってしまう……。仕事がなければ、もう少し優しく朝一緒に探してあげられるのにな……なんて思ってしまいます。
結局わが息子は買ったばかりの筆箱は行方不明のまま見つからず、買い直しました。
園でクラスが一緒だったママさんグループLINE。学校の情報交換をしたり、「うちの子は国語の教科書を忘れてきた」「上着をどこかでなくしてきた」「牛乳こぼした」等子供達のエピソードを聞いていると「うちだけじゃないんだ……」と励まされることもしばしば。
もっとも大きな壁は夏休みのような長期休みだと聞いています。そして小学生は大きくなるにつれ、母の悩みもどんどん難しくなると先輩ママからよく聞きます。これからも心して、立ち向かっていきたいと思います。
2児(男児と女児)の母、保険会社勤務。仕事をしながらも、家事は上手に手抜きをし、子どもとの時間を大切にしている。独身時代はもっぱら海外旅行が多かったが、今は近場の子連れ旅を満喫中。
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