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ドラゴン桜で再確認「東大受かる思考力」習得法 必要なのは知識量ではなく本質をつかむこと

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この語源をとらえる勉強法はドラマでも出ていましたが、これは本当に有効です。例えば「term(ターム)」という英単語は、「期間」「用語」「関係」などの複数の意味を持つ言葉です。しかしこれ、どこかで聞いたことありますよね。そう、ターミナルです。駅前とか飛行場にあるターミナルを利用したことがあると思いますが、あれがいったいどういう場所なのかみなさんはわかりますか。

ターミナルは始発でも終着でもなく、「ここからここまで」という路線を限定する場所のことです。バスや飛行機の路線の範囲を限定するものとして、出発点であり終着点のことを指すのが「ターミナル」なのです。

実はtermには、「範囲の限定」という意味があります。「時間を限定する=期間」「言葉の意味を限定する=専門用語」「『友達以上・恋人未満』のように人間関係を限定する=関係」と関連付けられます。「term」も「ターミナル」も、「範囲の限定」で理解できるわけです。

「ターミネーター」の意味も推測できる

みなさんは「ターミネーター」という映画を観たことがありますか。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の、あの「ターミネーター」です。「ターミネーター」がどういう意味なのか、知っている人は案外少ないと思います。

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でも、この単語も「ターム」が範囲の限定ということから推測できるはずです。「ターミネーター」というのは、「すべてを終わらせるもの」、つまり歴史が始まって今に至るまでの範囲がある中で、歴史に終止符を打つものという意味で「ターミネーター」なのです。

もともと、「ターミネーター」というのは造語で、「termination(ターミネーション)」という英単語があり、この意味が「終わり」です。この単語から派生した言葉が「ターミネーター」だというわけです。

いかがでしょうか。物事を覚えたり理解したりするためには、日常生活とも関連させつつ「なぜ」と考えてみるのが有効であり、そしてその能力をこそ、東大は求めているということですね。

勉強はつまらない、と学生はよく嘆きます。でも、このように勉強していけばいくほど、日常生活の疑問が解消され、世の中のことがよくわかるようになる、ということもまた事実です。桜木先生の話を踏まえて、勉強というものの価値を考え直してもらえればと思います。

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