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一方、日本ではメーカー同士はライバルという関係が基本だ。物理現象の解明や解析技術の開発といったFVVが手掛けている共通基盤技術のような分野でも、牽制しあっており、協力する雰囲気はなかった。また、開発ツールはドイツのような共通化ができておらず、メーカーごとにバラバラで開発効率が悪い。大学での研究でも、エンジン分野には予算が割かれず、設備も老朽化している。メーカーは大学に大規模な最先端の研究委託を行うこともない。
欧州にあって、日本にないもの
――共同で行う基礎研究の主なテーマや課題は。
年々厳しくなる二酸化炭素排出量(燃費)規制や、世界各地で異なるさまざまな燃料に対応するため、自動車メーカーは多様な技術開発に取り組む必要がある。燃焼解析といった一部の開発工程は、専門のエンジン開発会社に委託して行うようになっている。