富士通・野副州旦社長解任時の録音全文

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山室:野副さん自身が 人物A 氏に電話することはありますか。

野副:え、ああ、時々あります。

山室:時々、どれくらい。たとえば、8月、9月、何回くらい。

野副:うーん、まあ、月に2、3回ですかね。

山室:月に2、3回。

野副:はい。

山室:えーと、かなり長い時間、電話で話すことはあるじゃないですか。

野副:あります。

山室:たとえば1時間。

野副:いや、そんなことはないと思いますね。

山室:30分は超えてますね。
 
野副:え、そういうときはあります。

山室:どんな話ですか。

野副:えーもともと 会社A とはですね、いろんなことや経緯があって、ニフティの提携は流れましたが、それについてはですね、いろんなまあ、途中で 会社名 が出てきたり、 人名 さんが出てきたという経緯があったんで、もともとこの話しは私自身は白紙に戻すけれども、最初にお約束した通り、 人名 さんを中心にしてニフティの再興を図ることについては、意思は曲げていないというような話を、してございます。


山室:えーと、ニフティ以外の話をしたことがありますか? 人物A さんとです。

野副:ニフティ以外ですか。

山室:たとえば、あの 人名 さんですか、 人名 さんを通じて、あの、資料のやりとりをしているなどということはありはしませんか。

野副:資料ですか。

山室:はい。資料といいますか書面といいますか。

野副:いや、書面についてはございませんが。

山室:受付を経由して 人名 さんが取りに言ったっていうことはないですか。

野副:資料ですか。

山室:うーん、そこはわかりません。なにかの物体です。それは書面なのかどうかは関知していませんが。

野副:いや、それは、そういうことは、ないと思いますが。
 
山室:はい。えっと、富士通社内の人、それは少し広めに考えてください、つまり富士通の関係者ということですが、 人物A は自分が一番信用している人間だと、こういうことを仰いましたね。

野副:私がですか。

山室:はい。

野副:まあ、言ったかもしれませんね。

山室:それから、富士通のことを一番よく考えてくれていると 人物A が。仰いましたか。

野副:いえ、そんなに具体的に言ったという記憶はありませんが。

山室:もうひとつ聞きます。金に困ったときは 人物A が用意してくれる、ということを言ったことはありませんか。

野副:それは個人の金ということですか。会社の金。

山室:わかりません。

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