富士通・野副州旦社長解任時の録音全文
山室:なるほど。
野副:はい。
山室: 人物A の背後に 人物B 氏がというのはわかっている。
野副:それは、お二人が、 人物B がロンドンにいるはずですから、家族で。それについての中継を日本側で 人物A さんがやっているということは知っています。しかし、 人物B はこの件に関して、一切入れるつもりは私に意思はございません。
山室:それはそれとして。じゃあ、こういうのは知っていますか。あの、 人物B が 会社名 とトラブルを起こして訴訟を起こしたと。
野副:えー、まったく知りません。
山室:それについて、 会社名 にいたこともあるんですよね。 人物A さん。
野副: 会社名 におられました。
山室はい。
野副:わかりました。
山室:で、まあ、証言に立ったというその訴訟でですね、 人物A さんが。
野副:知りません。
山室:知りませんか。
山室: 人物B 氏についていろんな噂が飛び交っているんですが、何か知ってますか。
野副:あのー、いずれにしても、 人物B さんというのはですね、ロンドンにおられる前に 会社名 で相当なやり手でございました。
それで、 会社名 と、当時半導体の問題でフラッシュメモリについて提携したときは、 会社名 が全て窓口で機能してくれました。そのときは、常に上位が 人物B さんで、下が 人物A でした。そのときの、まあ 会社名 のアメリカ側の本土の 人名 えー、 人名 でしたかねえ、 人名 さんが、全ての交渉を代理人としてやりました。
まあ、そのときに、 人物B さんとの、まあ、関係はできあがりましたが、その後一切、富士通のビジネスの中に入れたということについては、私は、一切ありません。
山室:あの、お聞きしたいのは、 人物B 氏の背後に日本人の人脈、そんなのが(野副:えー、知りません、まったく)噂されているか。たとえば 会社名 の。
野副:いやあ、そういう人脈、 人物B さんとはそんなに私は親しいと思っておりませんから。
山室:そうですか。もう少し言うと、警視庁筋からすると、 暴力団名 の人との付き合いもあるやに。
野副:まったく知りません。
山室:そうですか。まったく知りませんか。
山室:えーと、続けますけれども、 人物A 氏または 人物A 氏 に所属する会社・団体に、報酬・お金、支払ったりしたことは。
野副:私自身が支払うという指示をしたことはございませんが、ビジネス開発室でなんか色んなことでお世話になったとすればそういう手続きをやったかも、しれません。わかりません。
山室:まあ、そりゃそういでしょうね。ファンドが仲介すれば無償ということは考えられませんから。
野副:考えられませんから。
山室:それから、逆に 人物A 氏 あるいは、ごめんなさい、 人物A 氏または 人物A 氏が所属する会社・団体、あるいは 人物A 氏個人から金銭やモノをもらったことはありますか。野副社長自身が。
野副:モノをもらったことはありますね、お祝いとか。
山室:どの程度のものですか。
野副:え、そりゃ、商品券5万円とか。
山室:金銭の借り入れ。