YOASOBIが巻き起こす「メディア越境」の意味 放送作家・鈴木おさむさんが見た業界激変
若い売れっ子クリエイターと仕事を続けるために、普段から気をつけていることも聞いてみた。
「プライベートでも、20代の人と積極的に飲むようにしています。年下に対しては『おもしろいおっさんでいよう』と思ってます。
気をつけているのは、『仕事の話は会議中にする』ということ。飲みに行くときも、仕事相手と連れ立っていかない。テレビ関係者と仕事の流れで飲みに行くと、仕事の話の繰り返しになってしまうんですよ。プライベートの話だけ、と決めると、相手も自分も新鮮な気持ちでコミュニケーションをとることができます。お互い、普段の生活で知った面白いものを教わったり教えたりできるし、素直に尊敬できる」
同世代とつるまない理由
仕事以外のつながりを大切にし、とにかく若い世代の人と会うことで新たな知識を取り入れているのだという。
「僕はTikTokで何が流行っているかとか、自分で調べたことはないんですよ。人に聞いて教えてもらったほうが、スッと頭に入る。普段から、「人と会うときに『これ面白い!』って言えるようにしよう」という視点で生活すると、意識的に興味関心を広げることもできます」
鈴木氏が同世代とつるまないのは、ある理由があった。
「同世代と飲んでいて嫌なのが、『おっさんになった』って、自虐する人が多いこと。そりゃ、僕も老眼だし、腰も痛いけど、『そんな話ばっかりしてもしょうがないだろ』って、すごく腹が立つんですよ(笑)。僕は、『面白い』でつながる交友関係を大切にしたいんです」
確かに、年齢で自分自身を封じ込めても、いいことはあまりないのかもしれない。エネルギッシュに野望を語り続ける鈴木氏自身が、年齢と自分の限界には関係がないことを、証明しているかのようだった。
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