
森田 僕らとしては、モンストには二つの新しい点があると思っています。その一つは、アクションゲームであること。いままでスマホではパズルゲームが主流だったし、いまもわりとそうだと思います。でも僕らはアクションゲームが作りたかったんですよ。というのはアクションって誰がやってもうまくプレイできるから。本当に画面上で指を引っ張って離すだけなので、多少は頭も使いますけど、適当にやってもそれなりに楽しめたり気持ち良かったりする。そこは非常にこだわって作りました。
それから一番大事なのは、似たようなゲームが過去になかったこと。新しいゲームを作ろうとしても、どうしても似通っちゃう部分があって、結局みんな同じようなものになってしまう。僕らはオリジナリティーにこだわって完全に新しいものを作ったので、そこが受け入れられたのかもしれません。
それにモンストはリアルでのコミュニケーションに向いています。先ほど「ミクシィだからこそできた」と申し上げましたが、僕たちはゲームのプロジェクトを立ち上げたときから、ゲームを一つのコミュニケーション手段として考えていたんですね。フェイス・トゥ・フェイスで、仲間とわいわいやりながら時間を共有してコミュニケーションが楽しめるみたいな。
山田 遠隔地の、知らない相手と対戦するのではなくて。
ヒットは偶然も大きい
森田 そうです。あとは偶然のおかげもあると思います。でも「これはいけるぞ」と思ってからは、最初5〜6人のプロジェクトチームだったところへ、しっかり人も当てていったし、3月に大きなプロモーションをするという意思決定もした。テレビCMをするとなると、枠の関係上かなり早く意思決定しなきゃいけないんですよ。でも自分たちのプロダクトを信じて決断できたのが、うまくいった要因だと思いますね。
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