モンストに沸くミクシィ、次の一手は?

森田新社長が語る、ミクシィの新戦略

山田 台湾でも日本と同じようにCMを打ちます?

森田 そうですね。CMという方法がいいかどうか、まだ検討中です。その国に合った適切なプロモーションはやっていきたいと思ってますけど。

山田 最近、多くのアプリ会社が海外で開発も含めた展開をしました。でもかなり派手に展開したわりには、数年で店を畳んだ例もありますよね。そういった先行事例から学んだことというか、海外展開で気をつけていることは何かありますか?

森田 まあ、いっぱいありますけど(笑)。あまり言い過ぎると真似されちゃうので、あまり言えませんが、いろんなパターンがあると思っています。例えば台湾では僕らがパブリッシャーとなって、日本と同じやり方で広めていますが、中国ではTencent(テンセント)さんがパブリッシャーとしてやるかもしれない。

他社の例を挙げれば、フィンランドのSupercell(スーパーセル)さんとかイギリスのKing(キング)さんは、全部とにかく自分たちでやり切る。gumi(グミ)さんは、各拠点を現地の人たちと作ったり、場合によっては現地のパブリッシャーと組んで、展開をしていく。

いろいろなパターンがあるので、どれがいいかは土地ごとのマーケティングの状況とか、競合の状況とかを見ながら、慎重かつ大胆に決めていきたい、というのが今のところの僕らの考えですね。

海外の拠点展開は白紙

山田 モンストのヒットが続けば、どんどんキャッシュがたまっていく。現地に開発拠点をつくるようなことは考えていますか。

森田 そのへんはまだ白紙ですね。いろんな可能性があると思っているので。

山田 海外での採用は結構やっていますか?

森田 実はうちはもともと中国本土で採用していたこともありました。今回、中国への展開を進める上で、採用しておいて本当によかったと思っています。

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