できる営業マンか一発でわかる「2つの質問」 この2つでほかの営業との「違い」がわかる
2つ目の質問です。
「(お客様からきたメールに対して)あなたは何分以内に返信をしていますか?」
トップセールスの方々と仕事をすると驚くことがあります。メールのレスポンスが、自動返信メールではないか、と思うくらいに速いのです。だいたい、数分から、長くても90分以内。最近は、メールだけでなく、ショートメールやSNSでやりとりをしている営業マンも増えてきました。それでも共通するのは、クイックレスポンス。
この迅速さは、顧客の立場になると、思った以上に嬉しいもの。問い合わせをした際に、クイックレスポンスで、メールが返ってくると、迷子になった場所で地図を見つけたかのごとく、気分がラクになるからです。
逆に、返信を待っているときほど、ヤキモキすることはないでしょう。そのヤキモキが続くと、営業マンに非があるわけではないのですが、その状態にストレスを感じますので、営業マンに対する信頼に傷がつく恐れがあるのです。
返信は「丁寧さ」より「速さ」にこだわる
でも、営業は商談に入っていたり、移動中であることが多く、すぐにレスポンスを返せないことは少なくありません。そのため、「落ち着いてから返信をすればいいか」と思う人が少なくないのですが、そこがトップセールスとの分かれ目となります。
営業マンによっては、このやりとりだけでも、2~3時間、場合によっては翌日になる人もいるでしょう。この差は、顧客の立場で見ると、大きな差となるのです。
加えて、営業マンが知っておきたい技を紹介しましょう。スマートフォンの音声入力機能を活用する方法です(特にiPhoneは精度が高い)。スマホのキーボードにあるマイクマークを押し、ひたすらしゃべり続けるだけ。ほとんど誤変換もありません。
また、この機能を使うと、お客様が席を外された瞬間、移動中の横断歩道の待ち時間といったほんの数十秒のスキマ時間でも、メール返信ができるようなります。
実は、私自身もこれを多用しています。この音声入力は、革命的に仕事のスピードを高めてくれることを実感しています。まさに、この文章も、スマートフォンの音声入力で下書きをしました。その後、推敲を重ね、文章を仕上げていくのですが、下書きができているので、驚くほどの速さになります。
音声入力のやり方は、拙著『できる営業は、「これ」しからやない』で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。意外と多くの「記号」を音声で入力できるものですよ(例:「¥=えんまーく」「①=まるいち」)。多忙な営業マンほどぜひ一度使ってみてください。その速さにきっと驚くはずです。
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