中小企業に教えたい「電話・FAX・ハンコ」のDX法 代替できるテクノロジーはすでにたくさんある
出社しないとできない3大業務
2020年4月の緊急事態宣言によって、テレワークを余儀なくされた企業は多かったでしょう。同時に、「突然在宅勤務にせざるを得なかったが、十分な準備ができていなかった」という企業が多かったのも事実です。
「一斉に出社を禁止したものの、一部の業務を行うためには何人かが出社せざるを得ず、持ち回りで出勤していた」という企業は686社中598社にも及びました(当社調べ)。
なぜ、感染リスクがあるにもかかわらず出社を余儀なくされたかというと、出社しないとできない業務が存在したからです。その代表格が電話とFAXと印鑑でした。
「クラウドPBX」でスマホが会社の代表電話のように
一方、オフィスに出社することを前提にしていなかった企業は、これらの対策はすでに行っていました。
例えば電話は、「クラウドPBX」(PBX= Private Branch eXchange とは、企業で複数の電話機を使用する際などに設置される電話交換機のこと。この機能をクラウド化し、インターネット上で通話・通信を行うのがクラウドPBX)を利用することにより、会社の代表番号にかかってきた電話を手元のスマートフォンで受けられるだけでなく、スマートフォンから顧客に電話をかけても会社の代表番号が表示される仕組みも取り入れています。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら