受験まで1年「伸びる子」「苦しむ子」の決定的差

苦手科目を「戦力不足」と客観的に捉えられるか

受験まであと1年。苦手科目をどう扱うべきでしょうか?(写真:Fast&Slow / PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

小5の息子がいます。中学受験まであと約1年です。相変わらずゲーム好きでこのまま1年間どうなるか心配しています。
そこで質問ですが、子どもの短所を正すのではなく、長所を伸ばすことが大切と聞いています。中学受験の場合も、得意科目を伸ばしていけばいいのでしょうか。苦手科目はどうしたらいいのでしょうか。
(仮名:山岸さん)

子ども自身が前向きに克服したくなる方法

大人、子どもにかかわらず、人を育てるうえで、大切な原則があります。それは「長所をさらに伸ばすこと(短所にはあれこれ触らない)」です。人材育成の世界ではよく知られていることで、最近は一般にもずいぶん普及してきました。

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これを勉強の世界に当てはめると、山岸さんが考えられたように、「まずは得意科目を先に伸ばす(苦手や短所にしつこく触れない)」ということになります。

中長期的に見て、このアプローチのほうが結果として全体的に伸びるという理由があって、多くのプロの先生たちがこの手法をとっています。

しかし、そうは言っても1年後と本番が差し迫るなか、「そう悠長に構えていたら苦手科目は伸びないまま合格できないのでは」と危惧することもあるでしょう。そこで今回、「苦手にしつこく触れずに、克服する方法」についてについてお伝えします。

そう聞いて疑問を持たれるかもしれません。そんなことできるのかと。

そこで、ほかの言葉で言い換えてみます。

「苦手科目に気持ちを置くのではなく、“戦力”をアップさせるという考え方を取る」

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