700人に1人が資産「30億円」超リッチな国とは 世界各国の「すごい話」~アジア・アフリカ編~

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交通渋滞が深刻なインドネシアのジャカルタ(写真:Satoshi / PIXTA)  
どんなに小さな国や地域にも、ナンバーワンやオンリーワンがある!
世界197ヵ国46地域の「すごい話」(すご!ペディア)で世界を楽しく学べる『世界すご!ペディア: 197の国&46の地域を楽しく知る事典』より、一部を抜粋しお届けします。

世界でもっとも古い町はどこ?

イエメン共和国
首都:サヌア 面積:52.8 万㎢(日本の 1.4 倍) 人口:2916 万人 公用語:アラビア語

イエメンの首都サヌアは、世界でもっとも昔から人が住みつづけている町のひとつで、その歴史は 2500 年を超えるという。2300m という高地にあって、イエメンで最大の都市だ。

『世界すご!ペディア』より

「サヌア」とは「堅牢な要塞」の意味で、昔からの姿を残す旧市街は、高い城壁にかこまれた要塞都市。

建物はすべてレンガづくりで、イエメン様式とよばれる独特なスタイルの高層家屋が建ちならんでいる。その旧市街全体が世界遺産として登録されている。

埋葬者は数百万人!世界最大の墓地がある国

イラク共和国
首都:バグダード 面積:43.5 万㎢(日本の 1.2 倍) 人口:3931 万人 公用語:アラビア語・クルド語

イラク中部にナジャフという場所がある。ここはイスラム教(シーア派)の聖地で、イスラム教徒の墓地ワディー・サラームがある。

『世界すご!ペディア』より

「平和の谷」を意味するワディー・サラームは 1400 年前から埋葬が続いており、イラク以外の地に住むイスラム教徒もここにお墓をもちたいと考えているため、これまでに埋葬された人の数は数百万人におよぶ。

どんどん大きくなって今では面積がおよそ 10㎢、東京ドームが 213 個も入る広さに。このため世界最大の墓地といわれて
いる。

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