オランダに485系、日欧「似たもの列車」大集合

「踊り子」の塗装や「白いかもめ」のデザインも

オランダのインターシティは日本の国鉄形特急電車「485系」にそっくり(筆者撮影)

日本から離れたヨーロッパを鉄道で旅行していると、国内で見慣れた列車によく似た車両に遭遇することがある。たまたまそっくりだったり、影響を受けたりと理由はさまざまであるけれど、興味深いものである。今回は、そうした日欧の似たもの車両をいくつか紹介してみたい。

オランダに485系電車?

40年ほど前、イタリアあたりで製造された鉄道模型の広告が目に留まった。精密というよりは玩具的な車両だったが、わが国の485系特急電車3両編成を模したものだった。

この連載の一覧はこちら

それと並んで色違いの編成があり、オランダ国鉄の「インターシティ」との説明があった。かなりラフなモデルだから、ある程度割り引いて考えなければならないけれど、遠いヨーロッパには日本のものとそっくりの鉄道車両が走っているのかなと思った。

その後、1994年に渡欧する機会があり、パリから列車でベルギーを経由してオランダの首都アムステルダムの中央駅に降り立った。時間があったので、駅構内で発着するさまざまな列車を眺めているうち、485系に酷似した車両に遭遇した。細部では違いがあるものの、先頭部の形状など、似ているなあと感じた。これはオランダ国鉄(NS)のICM形電車。ICMとはインターシティ用の車両という意味だ。

次ページ「踊り子」のような側面デザイン
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • 最新の週刊東洋経済
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT