ネット会議で相手をイラつかせる意外な「癖」 自分の癖をわかっている人は少ないかも
オンラインでは、画面の向こうの相手は、あなたの目が少し動いただけで、画面の近くに「誰か来たのかな?」と感じ、気になってしまうものです。画面上に動くものが映るのを、極力避けましょう。私も、上半身をかなり動かしながら話す癖があり、気づいたら、オンラインの画面の上部から頭がはみ出していることがよくあります。
ほかの人に気になる点を聞いて確認するのもいいですが、自分の癖を知るには、自分の録画を見て、気づくことがいちばんです。「自分の録画は見たくない」という人は本当に多いのですが、それは自分の今の姿を直視することになってしまうからでしょう。
どうしても自分の動画を見る気になれないのなら
私もYouTube を始めて、動画編集をよくしていますが、自分だけが出演している動画の編集はなかなか気が進みません。誰かが出演してくれている動画は、「あの人が喜んでくれるから早く編集を仕上げたい」と、自然と力が出ます。でも、自分1人だけが出演している動画の編集だと、自分の姿を長時間見ることになります。
自分のありのままの姿を見ることを、私は、なかなかの苦痛に感じています。それでも、今の自分を目をそらさずに直視することが、癖を直すための第1歩になります。
どうしても、自分の動画を編集したり、見る気になれない、という場合は、「自分の出演している動画が、より伝わりやすい話し方になったら、誰が喜んでくれるだろうか?」を考えてみるといいかもしれません。動画を見てくれる人の笑顔を考えるということです。
私は、集中して頑張ろうとしていることに、どうしても今一つ、力が湧かないときや、できないときは、今踏ん張ることで誰の笑顔が見えるだろう、ということをつねに考えるようにしています。
放送局を退職し、独立後にはトラストコーチングスクールの講座の提供を始めましたが、新しい講座を提供するときやセミナーの前は、何度も動画に撮って練習をします。動画撮影は、スマートフォンで大丈夫です。私も自分のYouTubeは、スマートフォン1台で撮影をしています。自分の話し方を確かめたい方は、スマートフォンで動画に撮って、ぜひ一度見てみることをおすすめします。
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