「不登校はカゼの一種」と私がついに思えた理由 不登校が終わった高校時代に待っていた苦悩

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中学生のときに不登校を体験した人が、その後苦しんだこととは?(写真:show999 / PIXTA)
今回執筆いただいた、ひなさんは中学生のときに不登校を経験した。不登校が終わった後も、「自分が不登校だったこと」に苦しんだという。ひなさんに、ご自身の思いを書いていただいた。

中学1年生の終わり頃から卒業するまでの間、私は不登校でした。中学を卒業した後は、中学時代の知り合いが誰もいない、不登校の子を受けいれている全日制の高校に進学しました。

新しい自分に期待していた

「今までマイペースに別室登校していたのに、ちゃんと通えるのだろうか」「また学校へ行けなくなるときが来るんじゃないか」と高校生活への不安はありましたが、あこがれていた、かわいい女子高生になれるかもしれない、という期待も私は同時に感じていました。

当記事は不登校新聞の提供記事です

そして、何より「もう不登校じゃない自分になるんだ」と新しい生活に意気込んでいました。でも、結局、私は高校で「不登校だった自分」に苦しむことになったのです。

高校に入学してから、しばらく経つと、ささいなことで友だちとケンカをしたり、失恋をしたり、たくさんの人間関係の壁にぶつかりました。

友だちから少しキツい言葉を言われたり、指摘をされたりするだけで、すぐ落ち込んでしまっていたのです。

なぜちょっとしたことで落ち込んでしまうのか、私はその原因を考えてみました。そして、「原因は私が不登校だったからだ」と思うようになったのです。

「不登校だったとき、私は自分に優しくしてくれる大人としか、過ごしていなかった。まわりの人から厳しい言葉を投げられることに慣れてない。だから私の人間関係は、うまくいかないんだ」と。

それ以来、人間関係で何か少しでもうまくいかないことがあると「不登校だったからだ」と考えることが、私のクセになっていました。

自分に落ち込みながらも、私はなんとか無事に高校を卒業することはできましたが、「不登校だからうまくいかない」という自分の価値観は、結局、高校を卒業するまで変えることはできませんでした。

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