いじめられても絶対に学校を休まない子の心境

小中高、泣きながら学校に行き続けた

苦しくてしょうがないけど学校へは行っていたという川﨑はるかさん。彼女が不登校できなかった理由とは?(写真:不登校新聞)
今回インタビューしたのは、川﨑はるかさん(26歳)。はるかさんは不登校経験はないものの、小学校から高校まで、ずっと学校生活に苦しんできたという。学校についての思いや、今現在の気持ちなどを、話していただいた。

――はるかさんにとって学校はどういうものでしたか。

私にとって小学校から高校までの学校生活は、とにかく苦しい場所でした。

幼稚園は、インターナショナルスクールに通っていました。そこはものをつくったり、表現をするということを大事にしている幼稚園で、のびのびとした雰囲気があり、楽しかったんです。

しかし、そんな自由な幼稚園から小学校に上がって、すごく違和感を感じました。

当記事は不登校新聞の提供記事です

一つの文字をひたすらくり返し書くとか、暗記して覚えるとか、そういう勉強のスタイルに対して「なんで個性にこんなにフタをして、自分の頭で物を考えさせないような教育をするんだろう」と思いました。

私は学校が求める「勉強」ができませんでした。とくに漢字を覚えるのが苦手で「このままじゃダメだ。勉強しなきゃ」と思っても、テストでビリになるプレッシャーからか、まったく手につかず、成績は上がりませんでした。

先生からは「この子はできない子だなあ」と見られていたと思います。だから、先生のことが怖くて、信頼することはできませんでした。

人間関係も

また、同級生との人間関係も苦しいものでした。

クラスでは、発言力の強い子にみんながついていくようなところがあって、その子に従わない子はクラス中から白い眼で見られます。

私は最初「そんなの気にしないし」と思って、みんなに合わすことをしないですごしてきました。

すると、仲間はずれや無視などのイジメを受けるようになりました。小学校を卒業しても、中学、高校と、いじめはずっと続きました。

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