電気自動車 「燃やさない文明」への大転換 村沢義久著
電気自動車が自動車産業にまさに100年ぶりの大改革をもたらしている。日本では既存メーカーが先頭を切っているのに対し、アメリカや中国、インド、韓国では「スモール・ハンドレッド」とも呼ぶべき新興企業が、その推進役になっている。
もっとも、一気に自動車の「電気化」が進むのかというとそう簡単ではない。その普及には、バッテリーのコスト、「航続距離」などいくつもの越えるべきハードルがある。ただし、燃料電池車には重大な弱点があり将来性は疑問だ。
「物を燃やさなければCO2の排出はゼロ」の「燃やさない文明」達成のために、自動車の全面電動化、太陽エネルギーによる発電への転換を二本柱と説く「脱常識論」。
ちくまプリマー新書 756円
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