最強の人が持つ、ハングリーで愚かなプラス思考 他人の価値基準で生きる人生の限界

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ジョブズ氏は「ハングリーであり続けろ、愚かであり続けろ」と強調されました。「ほかの人々の思考の結果に従って生きてはならない」「自分の心の声を聞かずに歩むことは、自分の人生を生きていることにはならず、他人の人生を生きているにすぎない」と言っておられます。

そして「自分がたまらなく好きなことを見つけなくてはならない。まだ見つけていないなら探し続けなさい。妥協は禁物だ」と。自分が作った会社を一度は追われたジョブズ氏を、それでも動かし続けた原動力の唯一のものが、「自分がしていることが、たまらなく好きだったこと」だそうです。

ポーシュ氏も、いみじくも同じことをレクチャーしておられます。「夢中になれる何かを見つけなさい」。「情熱はモノの中にもおカネの中にもありません。自分の心の中にあるもので、あきらめた瞬間に終わるものです」。

他人の価値基準で生きる人生の限界

天才だから、そして成功者だから後付けで何とでも言えると聞こえますか? 私はこの天才たちの大部分を存じ上げていませんが、この断片的な言葉の抜粋の中からでも、多くのメッセージを読み取ることができると思います。

自分が好きで夢中になれるものなら、それが世間的に尊敬の対象にならないものでも、他人からみれば無駄としか見えないものでも、一向に気にする必要はないわけです。それが職業につながればけっこうなことですが、現実はそんなに甘くありませんし、趣味として持つのもひとつの方法だと、私は勝手に解釈しています。

本職はさほど望んでいるものでなくとも、それ以外で情熱を傾けるものを持っている方は、生き生きとしておられるのがよい例です。誰にも訪れる人生の終わりですが、なぜか想像しにくいその時を、かなり身近に迎えている人が強調された言葉だっただけに、言い古された言葉でしたが、私の心に響きました。

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