TPP交渉は、いよいよ合意間近? 日米当局者の「くさい演技」のウラを読もう

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さて、週末はヴィクトリアマイル(G1、18日)である。東京競馬場で行われる春の女王決定戦(11R)。過去を振り返ると、ウオッカ(2009年)やブエナビスタ(2010年)のような男勝りの女傑が勝った年もあれば、コイウタ(2007年)のように「なんじゃそりゃ?」だった年もある。堅いときもあれば、荒れるときもある。程よいボラティリティが魅力のレースといえよう。

ヴィクトリアマイルは、メイショウマンボで

今年は新進気鋭のスマートレイヤーが人気になっている。が、今年のような粒ぞろいのメンバーでは、一番人気というほどの「格」ではないし、左回りの戦績も今一つ。さらに悩ましいのがホエールキャプチャの扱いで、一昨年が1位で去年が2位とこのレースを得意としているが、人気になれば来ない、人気がなければ来るという困ったちゃんである。今年は来ない番じゃないかなあ。

そこで筆者の結論はメイショウマンボ。前走の産経大阪杯で惨敗し、程よく人気が散ってくれたのがありがたい。この子はたぶん、牡馬が入るとダメな子なのだ。現にオークスと秋華賞とエリザベス女王杯という牝馬限定G1を3つも勝っている。そう、ちょうど11年にこのレースを制したアパパネと同じタイプなんじゃないか。

実は11年のヴィクトリアマイルでは、「週刊SPA!」の企画でぐっちーさんと小幡績先生、それに筆者の3人が浅草WINSで勝負をした。お二人はブエナビスタを買い、ワシはアパパネで勝負した。3年前の再現を祈りつつ、いざメイショウマンボで勝負!

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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