さて、週末はヴィクトリアマイル(G1、18日)である。東京競馬場で行われる春の女王決定戦(11R)。過去を振り返ると、ウオッカ(2009年)やブエナビスタ(2010年)のような男勝りの女傑が勝った年もあれば、コイウタ(2007年)のように「なんじゃそりゃ?」だった年もある。堅いときもあれば、荒れるときもある。程よいボラティリティが魅力のレースといえよう。
ヴィクトリアマイルは、メイショウマンボで
今年は新進気鋭のスマートレイヤーが人気になっている。が、今年のような粒ぞろいのメンバーでは、一番人気というほどの「格」ではないし、左回りの戦績も今一つ。さらに悩ましいのがホエールキャプチャの扱いで、一昨年が1位で去年が2位とこのレースを得意としているが、人気になれば来ない、人気がなければ来るという困ったちゃんである。今年は来ない番じゃないかなあ。
そこで筆者の結論はメイショウマンボ。前走の産経大阪杯で惨敗し、程よく人気が散ってくれたのがありがたい。この子はたぶん、牡馬が入るとダメな子なのだ。現にオークスと秋華賞とエリザベス女王杯という牝馬限定G1を3つも勝っている。そう、ちょうど11年にこのレースを制したアパパネと同じタイプなんじゃないか。
実は11年のヴィクトリアマイルでは、「週刊SPA!」の企画でぐっちーさんと小幡績先生、それに筆者の3人が浅草WINSで勝負をした。お二人はブエナビスタを買い、ワシはアパパネで勝負した。3年前の再現を祈りつつ、いざメイショウマンボで勝負!
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