心が疲れてしまった時に自我を少し捨てるコツ 「柔らかな心」を持つことが、養生には大切だ
先生の言う「心を虚にして心身ともに柔らかくする」とは、つまり「自我を捨て去る」ということではないでしょうか。中国・明代の洪自誠による人生指南の書『菜根譚』にこう書かれています。
「まあ、いいか」こそ、柔らかい心の表れ
ここで言われているように、すっかり自我を捨て去ることは難しいかもしれません。でも、歳を重ねると、大抵のことは「まあ、いいか」と思えるようになります。この「まあ、いいか」こそ、柔らかい心の表れではないでしょうか。心が硬くなっていると感じたら「まあ、いいか」と思ってみてください。
<週刊朝日/2020年10月2日号>
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