「うなぎのひつまぶし」を簡単に美味しく作る技 夏のスタミナ食、市販の蒲焼にひと手間かけて
「男子厨房に入らず」と言われたのも今は昔。いまは「弁当男子」も、週末ともなれば腕を奮ってホムパやキャンプ……という料理上手な男性もたくさんいます。でもその一方で、まだ「インスタントラーメンしか作れない」という方もある一定数いるのも真実。
そこで本連載では“週末鮨屋”として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れ、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。
料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。
「ひつまぶし」を作ってみよう
今回は「ひつまぶし」。
うなぎの蒲焼を切り、ごはんに乗せ、混ぜたり、お出汁で汁かけにするなどして味わい尽くす、名古屋スタイルのうなぎごはんです。身体の抵抗力を高めるビタミンAや、疲労回復に効果のあるビタミンB1を豊富に含むうなぎは、夏バテした身体をやさしく労わってくれるはず。最後はお出汁をかけてサラサラ……お茶漬けのようにかっこんでいただきましょう。
うなぎの蒲焼 2人分
付属のタレ 適量
酒 大さじ1
薄口醤油 小さじ1
塩 小さじ1/6
青じそ 適量
みょうが 適量
万能ネギ 適量
山葵 適量
粉山椒 適量