次に来るメディアは何か 河内孝著

インターネットから流れ出す無料のニュースが享受できる現代。「情報はタダ」であることが当たり前となっている。
若者の新聞離れもあり、新聞「紙」の行く末を危惧する声は後を絶たず、新聞経営の苦境は一過性のものではなくすでに構造的な問題として指摘される。
新聞のオンライン化が進んでいるアメリカでも、世界的不況で頼みの広告収入が上がらず、新聞社の倒産も珍しい話ではない。
30年の新聞記者生活を経て米大学院でメディア産業について学んだ著者が、アメリカの事例を参照しながら大胆に予測。
規制に守られ旧態依然としたメディア界の体質を検証し、テレビ業界、通信キャリアを含めた日本のメディア再編成を提言する。
ちくま新書 777円
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