コロナ離婚寸前の夫婦に役立つ「格安避難所」

顔を見るのも嫌になったらどうすれば良い?

夫婦問題がコロナで浮かび上がってくるというのは、ある意味で「日本独特」の傾向なのかもしれません。日本の女性は海外へ行くと男性から丁寧に扱われ、うっとりすることがあるといいます。韓流映画や韓国ドラマが日本の女性の間ではやっているのも、理解できる気がします。

日本では、妻に母親役を求める夫がいまだに多いと思います。奴隷のような妻もいるほどで、「もう嫌」という声も聞きます。共働きが増えても、家事負担は妻のほうが圧倒的に多い。家計が楽になると、その分を夫が飲食に使ってしまったり、浮気したりするケースもあります。そんな妻たちが耐えきれずに離婚を考えるのは、無理がないことかもしれません。

また一方で、別居生活にピリオドを打ちたい夫もいます。世の中には、夫が「有責配偶者」であることを理由に、なかなか離婚に応じない妻も多くいます。有責配偶者とは、離婚の原因をつくり、結婚生活を破綻させた配偶者のこと。有責配偶者が自ら離婚をしたいと請求することは人道上認められないとされています。有責のために、多額の婚費(別居費用)を支払いながら生活している夫も少なくありません。

要は、コロナをきっかけに「理不尽なことを解消したい」あるいは「新しい人生を始めたい」という妻と夫が増えているのだと思います。

離婚を「ゴール」にすると幸せになれない

嫌な相手と無理して一緒にいる必要はないと思います。煩わしいことは排除し、好きなこと、楽しいことを取り入れて生きていけばよいかと思います。しかし、受け手の自分の中にある原因や癖、トラブルを起こしてしまう特性に気がつかないと、今の相手と離婚した後に同じことが繰り返されます。

夫婦問題カウンセラーとファイナンシャルプランナーの「二刀流」の私は、離婚後のお金の問題を取り扱うことも多いのですが、面白い傾向があるのです。それは、離婚をしたいと言っても、将来の「ライフデザイン」を描けない方が多いこと。離婚がゴールで、その先は真っ白。「嫌なパートナーと離婚したら、それで幸せ」という考え方なのです。

そんな離婚をして、本当に幸せになれるでしょうか。

次ページ離婚後のライフデザインを描く時間が必要
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