「田中みな実」驚異的なビジネスセンスの秘訣 キャラ立ち、身の振り方が抜群で意思も強い

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「ニベア デオドラント アプローチ パールトーン」新商品PR 発表会でチョコでできた商品に口づけする田中みな実さん=2020年2月13日(写真:日刊スポーツ新聞社)

7月4日夜、今春最大の話題作とも言われるドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)が最終回を迎えます。

同作は浜崎あゆみさんの自伝的小説を実写ドラマ化した作品ですが、主人公の「アユ」(安斉かれん)と「マサ」(三浦翔平)を完全に食ってしまったのが、田中みな実さん演じる姫野礼香。マサに異常な執着心を見せ、アユを陥れようとする狂気の言動が「一周回って笑える」と大きな反響を集めました。

最終回直前の6月27日にはスピンオフ作品「L 礼香の真実」(ABEMA)も配信され、こちらもさっそくSNSにコメントが飛び交うなど絶好調。田中さんは昨年12月発売のファースト写真集「Sincerely yours...」が60万部を突破して世間を驚かせたばかりですが、今なお右肩上がりの活躍を見せていることに改めて驚かされます。

田中さんと言えば、キャッチフレーズや枕詞のように「あざとい」というフレーズが使われがちですが、実際の彼女は類まれなビジネスセンスの持ち主。むしろ「あざとい」を隠れ蓑や免罪符にしてビジネスセンスを発揮し、成功を勝ち取ってきました。

ここではメディアや人々が持つ「あざとい」というイメージからかけ離れたビジネスパーソンとしての魅力を、田中さんの歩みをたどりながら挙げていきます。

父も姉も一流のビジネスパーソン

急きょ田中さんのファン5人に話を聞いたところ、基本情報なのに5人中3人が知らなかったのは、ニューヨーク生まれで、小学生時代にもアメリカやイギリスに住んでいた帰国子女であること。「エイミー」というミドルネームを持ち、外国人と流暢な英語で話す姿は、クールなビジネスパーソンそのものであり、「あざとい」というイメージとは大きく異なります。

さらに知られていないのは、田中さんの父親と姉も一流のビジネスパーソンであること。ともに一般人のためここで詳細は書きませんが、誰もが知る大企業でキャリアを重ねてきました。つまり、身近に最高のお手本がいた田中さん自身も、超一流のビジネスパーソンである可能性が高いのです。

田中さんは青山学院大学を経て、2009年にTBSテレビ入社。さまざまな番組に出演する中、「サンデージャポン」では「みんなのみな実」というぶりっ子キャラで局内随一の知名度を持つ社員になりました。今、当時を振り返ると、「まず好き嫌いを問わず知名度を高めながら経験を積み、注目される存在になってから徐々に実力を見せていく」というプランが見えてきます。

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