理想のマンション「何駅」郊外に行けば買えるか 在宅勤務普及で広さに注目、都内4路線を検証

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

80㎡の住戸を求めると、そこからさらに1駅奥に進んだ八王子が該当する。新宿から中央特快に乗っても約40分と、昨今の都心ニーズからはやや外れる。他方で、検討対象を中古にも広げれば、選択肢は一気に武蔵境にまで近づく。検討対象の駅だけでなく、分譲中・売り出し中住戸の数もぐんと増える。

東急東横線の新築で予算内はゼロ

東急東横線に至っては、新築だけを検討対象にすると、予算内に収まる駅が一つも該当しなかった。対照的に、中古であれば日吉や菊名といった交通利便性の高い駅も選択肢に入る。人気の沿線を望むなら、中古は検討対象として外せないようだ。実際、大手マンションデベロッパー7社で構成する「メジャー7」が2018年に行った調査によれば、マンション購入検討者の43%が、新築だけでなく中古も検討対象としていた。

次ページ駅力によって価格に差
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事