マッキンゼーの人がフィードバックを重ねる訳 リーダーでも若手でも使える4つのステップ
ここでは、4つのステップを含む「フィードバックループ」とも言うべき手法をお伝えできればと思います。簡単に羅列すると、フィードバックをするにあたって次のステップを実行します。
1.観察をし、ファクトを集める(頻度、スパン、量、どこかに記録しておく)
2.相手の言い分を親身になって聴く(アクティブリスニング)
3.その行動について自分の感情や気持ちを伝える(インパクトを与える)
4.自分だったらこうすると案を出し、正しい行為を伝える(正しい解が難しい場合は質問形式で「一緒に」作っていく)
2.相手の言い分を親身になって聴く(アクティブリスニング)
3.その行動について自分の感情や気持ちを伝える(インパクトを与える)
4.自分だったらこうすると案を出し、正しい行為を伝える(正しい解が難しい場合は質問形式で「一緒に」作っていく)
(外部配信先では図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
複雑な状況で威力を発揮
このフィードバックループはフィードバックをするうえで役立つ場面がたくさんあります。
・相手のことをあまり知らないとき
・相手も自分のことを評判でしか見極められていないとき
・フィードバックのデータポイントが極力少ないとき
・ネガティブなフィードバックを伝えないといけないとき
・取るべき行為が(実は)はっきりしないとき、協議で決めたいとき
・相手と継続的に仕事やプロジェクトを行わなくてはいけないとき
・相手がフィードバックをもらうのが苦手なとき
・ポジティブフィードバックもネガティブフィードバックも形式立って、思考整理された、同じやり方で標準化したいとき
・成績が悪い人(Underperformer/Lowperformer)に対して、グッと距離を縮め、伝わるフィードバックがしたいとき
・批評や批判的な意見に対して防戦を決め込む部下やチームメンバーがいるとき
・クロスボーダーや文化の違いを乗り越えたフィードバックが必要なとき
・相手も自分のことを評判でしか見極められていないとき
・フィードバックのデータポイントが極力少ないとき
・ネガティブなフィードバックを伝えないといけないとき
・取るべき行為が(実は)はっきりしないとき、協議で決めたいとき
・相手と継続的に仕事やプロジェクトを行わなくてはいけないとき
・相手がフィードバックをもらうのが苦手なとき
・ポジティブフィードバックもネガティブフィードバックも形式立って、思考整理された、同じやり方で標準化したいとき
・成績が悪い人(Underperformer/Lowperformer)に対して、グッと距離を縮め、伝わるフィードバックがしたいとき
・批評や批判的な意見に対して防戦を決め込む部下やチームメンバーがいるとき
・クロスボーダーや文化の違いを乗り越えたフィードバックが必要なとき
と、さまざまな状況において、このフィードバックループは有効かと思います。同時に、こういうふうに書き出すとフィードバックは本当にさまざまなTPOを加味した形で行わないといけない複雑なものであることが改めてわかります。
そして、このフィードバックループが最も有効なのが、フィードバックをしたくないときです。フィードバックがどちらかと言うと苦手な人のための万能薬となるツールなのです。
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