マッキンゼーの人がフィードバックを重ねる訳 リーダーでも若手でも使える4つのステップ
実のところ、フィードバックは、基本のやり方さえ押さえれば、誰でも今すぐ磨いていけるスキルです。ところが、日本の職場では、今ひとつ重視されていないように感じられてなりません。
とくに、若手のビジネスパーソンにとっては、フィードバックとはひたすら受けるものであり、フィードバックを行うなんてまだまだ先、部下を持つようになってからで十分、と考えられているようです。
フィードバックの練習はすぐにでも始められる
ですが、近年のようにビジネスを取り巻く環境が急速に変化するVUCA時代においては、メンバー全員が総力戦で取り組まなければ、新しいアイデアも生まれませんし、成果も出ません。少なくとも、組織やチームに与えられた「課題」に対しては、若手も積極的にフィードバックをして貢献することが求められます。
要するに、「リーダーになってから、フィードバックスキルを身に付けよう」では遅すぎるのです。意識的にフィードバックを磨いている人とそうでない人では、成長スピードに大きな差が出てきます。
幸い、フィードバックの練習は、すぐにでも始められます。同僚、部下、後輩、上司、クライアント、誰に対しても行えるので、ぜひ早いうちからフィードバックの機会を見つけて、意識的に取り組んでいくことをお勧めします。
「コミュニケーションが雑、下手、不慣れ、勉強や経験不足」といった割とエレメンタリーな次元からいち早く卒業し、「限られた情報のやりとりやモヤモヤ感の中で、周囲に効果的に接し、どう動かしていけるかを意識する・伝える」ことが、自身はもちろんのこと、周囲、チームや組織が成長していくエンジンになります。
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