マッキンゼーの人がフィードバックを重ねる訳

リーダーでも若手でも使える4つのステップ

実のところ、フィードバックは、基本のやり方さえ押さえれば、誰でも今すぐ磨いていけるスキルです。ところが、日本の職場では、今ひとつ重視されていないように感じられてなりません。

とくに、若手のビジネスパーソンにとっては、フィードバックとはひたすら受けるものであり、フィードバックを行うなんてまだまだ先、部下を持つようになってからで十分、と考えられているようです。

フィードバックの練習はすぐにでも始められる

ですが、近年のようにビジネスを取り巻く環境が急速に変化するVUCA時代においては、メンバー全員が総力戦で取り組まなければ、新しいアイデアも生まれませんし、成果も出ません。少なくとも、組織やチームに与えられた「課題」に対しては、若手も積極的にフィードバックをして貢献することが求められます。

『リーダーのための フィードバックスキル』(すばる舎)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら

要するに、「リーダーになってから、フィードバックスキルを身に付けよう」では遅すぎるのです。意識的にフィードバックを磨いている人とそうでない人では、成長スピードに大きな差が出てきます。

幸い、フィードバックの練習は、すぐにでも始められます。同僚、部下、後輩、上司、クライアント、誰に対しても行えるので、ぜひ早いうちからフィードバックの機会を見つけて、意識的に取り組んでいくことをお勧めします。

「コミュニケーションが雑、下手、不慣れ、勉強や経験不足」といった割とエレメンタリーな次元からいち早く卒業し、「限られた情報のやりとりやモヤモヤ感の中で、周囲に効果的に接し、どう動かしていけるかを意識する・伝える」ことが、自身はもちろんのこと、周囲、チームや組織が成長していくエンジンになります。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
脱・ストレス 不安加速社会<br>への4つの処方箋

コロナ禍で、人と会ったり飲み会をしたりといった従来のストレス解消法がしづらくなっています。そんな今だからこそ、「脳」「睡眠」「運動」「食事」の専門家が教えるコンディショニング術でストレスフリーな状態を目指しましょう。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT