コロナに「めげない居酒屋」の明るすぎる超対応 「何でもやるぜ!」の精神が生む"アイデア"

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ペンギン酒店のお酒のテイクアウトサービスの値段表。仕入れ先の酒屋も自分の店もどちらもWin-Winになれる方法として考案した(写真提供:ペンギン酒店)

このお店は、コロナ対策アイデアを次々と考案、実践。その情報をさまざまなSNS(インスタグラムはこちら)で明るく発信し続けました。

そうするうちに、地元テレビ局にも何度かその対策を取り上げられるように。つまりこのお店は、コロナのピンチをチャンスに転換して、お店の認知度を上げることにもつなげたのです。

ネット上ではコロナ禍で鬱々とした発信が増えるなか、むしろ挑戦を楽しんでいるようなその様子が私にはずっと不思議だったのですが、今回インタビューしてわかった理由がひとつ。

逆境やピンチに強い背景は…

実はこのふたり、夫婦ともにかつてリクルートに勤めていたことがあるのです。リクルート出身の人は逆境やピンチに強く、むしろそれをさらにバネにできるタイプの人が多いと個人的に感じているので、どうりで!と納得してしまいました。

多くの飲食店で、経営が大変な時期は続くと思いますが、「外食大好き」「居酒屋大好き」な筆者としては、1店でも多くの店にこの難局を乗り切ってほしい、と心より願うばかりです。

さて、こんなお店改革を進める一方、第2子が誕生したばかりのこの夫婦。次回は、コロナ禍の中での”妊娠出産”について紹介します。

ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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