「リモート面接が下手な会社」には就職するな アフタコロナ時代に成功する仕事の戦略とは

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5月31日、日本ダービーがあった。当欄筆者のオバゼキ先生(小幡績氏)の1点予想(!)が見事的中した。

ダービーが終わると、春競馬の終わりを感じるのが例年の季節感なのだが、今年は翌週の安田記念(G1、6月7日、東京競馬場11R、距離1600メートル)に、何とも豪華なメンバーが揃った。

注目の主役は、何と言っても前走のヴィクトリアマイル(G1)を楽勝したアーモンドアイ(4枠5番)なのだが、楽なレースだったとはいえ、一戦燃焼タイプの同馬はそれなりに「危険を伴う本命馬」である。

当欄の予想はオッズを見て買い目を推奨するものではないので、勝つ確率の高そうな馬を本命にしておくのが、予想者としては無難なのだが、それでは馬券の期待収益率を向上させる上でつまらない。

安田記念はグランアレグリアのレコード勝利に期待 

筆者は、グランアレグリア(7枠11番)に注目する。

今週の府中競馬場の馬場は良さそうだし、スプリンターが2頭(セイウンコウセイ7枠12番、ミスターメロディ6枠10番)いるのでスローペースにはなるまい。有力なのは「スプリント能力が高くてマイルをこなせるスピード馬」だろう。

この条件を満たすのは、前走の高松宮記念を圧倒的な末脚で追い込んできたグランアレグリアだろう。この馬を中心に買いたい。コースレコードの更新を期待する。

3番手には、本欄執筆者のかんべえ先生(吉崎達彦氏)が愛してやまないステイゴールド産駒のインディチャンプ(4枠6番)を採る。瞬発力イメージではないステイゴールド産駒だが、同馬は母系がスプリンターでスピード競馬適性が高い。

あとは、マイルは安定しているアドマイヤマーズ(6枠9番)、府中だと末が切れるダノンキングリー(2枠2番)を押さえる。

アーモンドアイが不発の可能性もあるので、いわゆるタテ目の馬券も買っておきたい。

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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