サンリオピューロランド「値下げ」の裏

4月から料金を1100円も引き下げ。その狙いとは?

上昇組は余裕の値上げ

主要レジャー施設は軒並み値上げだが、としまえんは1日券を従来より8%近く値上げしており、ほかよりも値上げ率が高い。ただ、入園のみの料金や、これに追加で支払う場合の乗り物代などは据え置いている。東京サマーランドはパスポート料金を据え置いたが、駐車場料金を100円値上げし、クーポンの割引幅を抑制した。

こうしたこともあり、パスポート料金だけで、値上げ値下げを判断するのは、正しいとはいえないだろう。

一方、上り調子の値上げ組は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)だ。4月から190円と増税分の価格改定を実施したが、今年1月にも190円の値上げを行っている。これは「消費増税を見据えたものではなく、アトラクションやイベントのパワーアップに伴うもの」(広報室)。USJは2年連続で入場者数を100万人以上伸ばしており、「年後半に新アトラクション『ハリー・ポッター』のオープンを控え、今年はさらに入場者数の拡大を狙っている」と、自信を見せる。

レジャー施設の王様である東京ディズニーランドと東京ディズニーシーも増税分の料金を改定。圧倒的な人気を誇り、リピーターも多く、値上げの影響は軽微だろう。むしろ今年のハードルは、30周年イベントで過去最高を記録した13年度の入場者数3129万人にどれだけ近づけられるかだ。

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