「美人が条件」43歳男性の強気婚活が成就した訳 要求水準が高いのにあわせ自分を"大改造"

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「異性の容姿に妥協できない」男性の婚活の意外な顛末とは?(イラスト:堀江篤史)

「自分が人並みの容姿だとは自覚しています。でも、女性の容姿にはどうしても妥協できないんです。僕はこだわるところにはこだわりたい。機械も大好きで、車はBMWとベンツに乗っています。1台は社用車ですけど。女性は太っていなくて身長が高い美人でないと生理的に受け入れられません。できれば学歴も自分より上がいい。僕は三流の私立大学卒ですが、妻は国立大の卒業生です」

埼玉県で自営業をしている野村正弘さん(仮名、43歳)は、昨年末に6歳年下の裕子さん(仮名)との結婚を果たした。現在、埼玉県の自宅は維持しつつ、東京の湾岸にあるタワーマンションでの新婚生活を楽しんでいる。会社員の裕子さんは妊娠中だ。

美人と結婚するためなら自分改造もいとわない

正弘さんが結婚を本気で志したのは35歳の頃。結婚情報サービスを5社も渡り歩き、ライザップで15キロ以上減量し、美容外科では髪を増やし、歯並びも直した。

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同時に仕事にも打ち込んで8年弱で収入は3倍に。正弘さんによれば、体重を落とすたびに好みの女性が会ってくれる確率が上がり、年収は800万円を超えたあたりから女性の反応が明らかに変わった。

ここまで読むと、「見た目とお金で結婚したのか」と不快に思う人もいるかもしれない。しかし、結婚とは生活そのものなのでキレイ事では済まない。

配偶者は性的なパートナーでもあるので容姿はやはり重要な要素だし、心穏やかに暮らすためにはお金も必要だ。やや俗っぽい理想を掲げるだけでなく、その実現のために必死で努力をした正弘さんは偉いな、と筆者は思う。

正弘さんが婚活を始めた理由は古風なものだった。埼玉県の郊外には父親が経営する工場と賃貸アパートがあり、土地を含めて誰かが引き継がなければならない。正弘さんの家系は「男ばかり」だが、兄や従兄などは未婚のまま。自分までも子孫を残さずに世間に「生き恥」をさらしたくないという思いが募った、と正弘さんは振り返る。

「でも、最初に入会しようと思った大手の結婚情報サービス会社からは、『入ってもらっても時間とお金の無駄になります』と断られてしまいました」

次ページ当時は収入400万円弱、168センチ78キロだった
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