自前の通信網を持つ携帯大手3社では現状、学生のオンライン授業だけでなく社会人のテレワーク需要も含めて日中に普段以上に通信データを使う人が多少増えても、既存のネットワーク設備で十分に賄えるとしている。
在宅で固定回線やWi-Fiを使うために逆に携帯のデータ通信量が減る人もおりトータルの通信データ量は微増程度にとどまっているのと、もともとのピークタイムである朝や夕方の通勤ラッシュなどでも余裕を持って賄えるようにしているため、日中はもともとキャパシティに余裕がある。データ量の変化による新たな設備投資は不要で、コスト面の負担が重くなることはない。
支援策で大手3社にはプラスの面も
支援策では追加料金を取らない一方、大手3社は“それなりの旨味”をしっかり享受している。
今回の施策で追加の50ギガバイトを無償で使えるようになるのは、あくまでも利用者が元々の契約プランの上限データ通信量を使い切ってからだ。例えば、大手3社が主力とするプランのうち、月間50ギガバイトや60ギガバイトの大容量プランでは平常時、これをすべて使い切ったうえで、1ギガバイトずつデータ通信量を追加購入する利用者は少ない。ここを無償化したところで、もとより失う収入はごく限られている。
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