アメリカは「コロナ後」社会主義へと向かうのか 日本人はわからない「死者6万人」の重い意味

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ここから先はおなじみ競馬コーナーだ。

5月3日は春の天皇賞(G1、京都競馬場11R、距離3200メートル)。思えば1年前は編集F氏とともに淀の京都競馬場へ遠征し、「平成最後の天皇賞」見物と洒落込んだものであった。京都はどこへ行っても外国人観光客がいっぱいで、「オーバーツーリズム」がどんなことかを嫌というほど見せつけられたものだ。

春天は「使い減り」していないフィエールマンの連覇だ

今年の春はうって変わって寂しいゴールデンウィークである。それでもありがたいことに競馬は自宅でできる。土日の暇つぶしは完璧だ。

今年の天皇賞、本命は連覇がかかるフィエールマン(8枠14番)。昨年末の有馬記念から春天に直行するという「ぶっつけ」日程だが、これは昨年も同様で、「叩きレース」を作らずに勝負所を絞ってくるのが陣営の作戦らしい。お陰で5歳馬なのに、これがまだ10戦目と「使い減り」していない。「働き方改革」ならぬ「叩き方改革」ですな。

対抗は阪神大賞典(G2、3月22日、距離3000メートル)を勝ったユーキャンスマイル(5枠7番)。穴馬にメイショウテンゲン(7枠11番)。そしていつもの悪い癖だが、このレースに強いステゴ産駒ということで、エタリオウ(2枠2番)とスティッフェリオ(4枠6番)を少額だけ絡めておきたい。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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